「プログラミング概論I」講義予定


平成14年度版 (English version)
内容 関連演習
1

講義の目的

  • プログラミングとは
  • 問題解決のためのプログラミング
  • 習うより慣れろ
  • 例から学ぶ

コンパイル方法(教科書第2章)

  • コンパイラとインタプリタ
  • プログラミング作業の流れ

UNIX復習

  • file操作:ls, cp, mv, mkdir
  • テキスト操作:cat, more, head, tail
  • pipeとredirect
  • プロセス制御:ps, kill, jobs, fg, bg

emacs 復習

  • file操作:open, save, close
  • cursor移動:先頭、終端、指定行
  • 検索置換
  • カットアンドペースト
  • buffer移動
2

良いプログラミングのために(教科書第3章)

  • 良いプログラムとは
  • 適切な注釈
  • 名前付け
  • 簡潔さ
  • プログラムはどうやって作る

hello c++を作り、実行する。

  • プログラムを書く
  • コメントを入れる
  • コンパイル方法
  • 拡張子とfileの種類
3

基本的な宣言及び式(教科書第4章)

  • 基本的プログラム構成
  • 簡単な式
  • 変数
  • 整数型と浮動小数点型
  • 文字型
  • cout

簡単な計算の実行

  • 四則演算
  • intdoubleの違い
  • 計算とcoutを使った出力
4

配列、修飾子および数値の使用(教科書第5章)

  • 配列
  • 文字列
  • データの入力
  • 変数の初期化
  • 多次元配列
  • 修飾子
  • 16進数と8進数
  • 簡略化演算子

配列と文字型の実習

  • 整数型配列を使った簡単な計算
    cinから整数を入力し、平均と標準偏差を計算するプログラム
  • 文字列操作
5

条件文(教科書第6章、第8章)

  • PAD
  • 条件文
  • 繰り返し
  • 多重条件分岐
  • ループからの脱出

制御とループ

  • 教科書実習6-2及び6-3
  • 泡立ち法ソート
6

プログラミング手順(教科書第7章)

  • プログラミング手順
  • デバッグ
  • MakefileとImakefile

入力データについて、簡単な統計を行うプログラムを設計する

  • 仕様書作り
  • MakefileあるいはImakefileの作成
  • デバッグ
  • 改良
7

変数スコープおよび関数(教科書第9章)

  • 変数スコープと記憶クラス
  • 関数
  • 再帰的関数

再帰的関数を使った、数学関数のプログラミング

  • 階乗
  • 2項係数
  • 多項式で書ける少し難しい関数(例えば、Legendre など)
8

C++プリプロセッサ(教科書第10章)

  • CPPとは
  • #define
  • 条件コンパイル
  • #include

C++プリプロセッサ

  • DEBUG用コード
  • ヘッダファイルを使う
9

簡単なポインタ(教科書第15章)

  • ポインタとは
  • 配列とポインタ
  • 文字列とポインタ
  • 記憶領域の動的割り付け
  • コマンド引数
10

構造体(その1)

  • 構造体とは何か
  • リスト
  • リスト(その2)

高度な型

  • 構造体を使ったコード
11

構造体(その2)

  • スタック
  • スタックを構造体で表す
  • スタックの操作
  • モジュール化

高度な型

  • 構造体を使ったコード
12

構造体(その3)

  • 二分木
  • 二分木に単語を保存する
  • 単語切りだし
  • 分割コンパイル
13 課題演習

2002年度課題